ゴミから資源を作り出す 魔法の水−亜臨界水

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吉田 弘之
大阪府立大学 大学院 工学研究科 物質系専攻 化学工学分野 教授
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研究概要 吉田さんは、日本の廃棄物(年間排出量約4億5千万トン)の70数%を占める有機性の廃棄物、例えば、汚泥、動物の糞尿、食品廃棄物、廃木材などを、亜臨界水を使ってアミノ酸、糖、有機酸や油などの価値の高い物質に分解し資源として再利用する研究を行っています。
水は、220気圧、摂氏374度以上になると超臨界状態という強い酸化力を持つ状態になります。亜臨界水とは、超臨界状態より低い温度、圧力の水のことです。
例えば、魚アラを亜臨界水で分解しますと、大量のアミノ酸、乳酸、リン酸カルシウム、魚油に分解します。魚油には人間の活動にとって必要なDHAが含まれており、アミノ酸は医薬品・加工食品を作るためには欠かせません。
吉田さんは、これらの有益な物質を回収して再利用するための研究をしています。
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